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  • >【前編】カメイドタートルズ1周年を前に会田キャプテンと亀戸を巡る

カメイドタートルズは、11月6日で1周年を迎える。
この1年、地域の方々にご協力をいただき、亀戸の魅力を数多く発見することができた。

今回は、過去にカメイドタートルズで紹介したお店をカメイドタートルズのキャプテン、会田博キャプテンと回りながら振り返ることにする。

会田キャプテン登場記事:年間1000万人を集客し、伝説となった“賑わい施設” 。「サンストリート亀戸」の思い出を振り返る①

会田キャプテンと巡る亀戸の町

会田キャプテンと駅前にある「珈琲道場 侍」で待ち合わせをした。

甲冑や刀など和風の装飾が特徴的な喫茶店だ。

「こんにちは」

我らが会田キャプテン。記事への出演は久しぶりだ。

「私は1972年から亀戸で働いていますが、昔からよく来るんです」

創業40年以上の歴史を持つ珈琲道場 侍。50年以上この地で働く会田キャプテンにとって馴染みあるお店というのは、居心地の良いものなのだろう。

会田キャプテンがいつも頼んでいるという「侍オリジナルブレンド」を注文した。

カメイドタートルズ、1周年を振り返って

いつも支えてくださった会田キャプテンに、カメイドタートルズの1周年を振り返っていただいた。

「最初の頃は、破天荒なイメージが強かったですね(笑)。香取神社でトライを決めたりしてたじゃないですか」

【前編】スポーツの神様にトライ!1350年の歴史ある亀戸香取神社でラグビーした結果…

「あ〜。我々もヒヤヒヤしてたんですよ」

「尖っていますよね。あと、カメイドタートルズ見たよとお声がけいただくこともありました」

「本当ですか!なんだか照れますね」

かためのプリンと濃厚なホイップが絶品の自家製プリン

「私は、町の賑わいをつくる仕事をしています。そう言った点では、カメイドタートルズと似ていますね。個人的に賑わいの根本は人間関係であると考えています。テナントさんや地元の方など人と人との繋がりが強固な基盤になる。人間関係がないと、何も動き出しませんから」

カメイドタートルズも地域の方や協力してくれる方無しでは成り立たない。

「よく地域密着型という言葉を聞きますよね。私、あれ苦手なんです」

「えっ。地域密着型メディアを目指していたのですが、なぜですか?」

「地域の方に協力してもらってばかりで、こちらからは何もお返しをせず、安く済まそうとしているように見えるんです(笑)。都合の良い時だけでなく、普段から地域に寄り添っていくことが大事だと思うんですよ。そうすると地域側からいろんなことを言ってくれるようになります。私はこれを“地域から密着”と呼んでいます」

「耳が痛い。でも、“地域から密着”とは良い言葉ですね。キャプテンありがとうございます!肝に銘じます」

珈琲道場 侍の店長さんに聞いたカメイドタートルズ

珈琲道場 侍の店長である春日さんにもお話を伺った。

「カメイドタートルズの記事で何か反響はありましたか?」

「Twitterを見て来てくださる方が多かったですね。バズってたよ〜ってお声がけしていただいて盛り上がりました(笑)」

「Twitter経由の方が多かったんですか!」

「そうですね、若い方が多いように思いました」

「今後カメイドタートルズで紹介してほしいことがあれば教えてください」

「地域の繋がりを活かして、亀戸のお店同士で何かできると良いですね。コラボ商品とか作ってみたいです」

我々が架け橋となって、ぜひとも夢のコラボを果たしたい。

クリームコーヒーを飲みながら亀戸の町を想う

続いて訪れたのは「RoseCafe(ローズカフェ)」。

このお店で頼んだのは「江東はちみつクリームコーヒー」。
クリームの上にかかっている蜂蜜は、江東区役所の屋上で養蜂されたものなのだそう。ついに区役所勤めの蜂が現れる時代になったのだ。ちなみにこちらの商品は、江東区役所の蜂蜜が提供出来なくなった時点で、販売を終了するらしい。

「蜂蜜から花の香りがして美味しいですね」

イケメンデート記事でも登場していたクリームコーヒー。会田キャプテンが飲んでいる姿は、感慨深いものがある。

【前編】女性編集者の私が亀戸でイケメンとデートした結果…

亀戸という町についてどう思いますか?

「やはりこういう個人経営のカフェがある町は良いですよね。商業密度の高いところにはあまりありませんから。かと言って、寂れている訳でもない。町として生活機能が満遍なくある良い所だと思います」

「あ〜確かにそうですね。都会すぎると一息つくお店があまりない印象があります」

「実は、亀戸に快速電車を停めようという話があったんですよ。叶いはしませんでしたが。実現していたら今より発展していたのかもしれない。ただ、今ある住みやすさや心地よさは失われていたかもしれません。今のバランスが亀戸には丁度良いかもしれません」

快速組に入れる未来があったとは初耳だ。正直、お隣の錦糸町に憧れがないとは言えない。しかし、こう言われると亀戸はつくづく良い町だと気づかされる。さすが会田キャプテンだ。

亀戸で普段どんな風に過ごしていますか?

「勤務地が亀戸なので、主にランチに行ったりカフェで一息入れることが多いですね。亀戸は中華料理屋が多いんですよ。もっぱらランチは中華が多いですね」

と、ここで余談なんですが・・・と切り出した会田キャプテン。

「私は旅行が趣味で、今までいろんなところで多くのものを食べてきました。ただ・・・上海付近で芋の茎の漬物を食べたんです。臭豆腐の類みたいなものですね。あれを口に入れようとした瞬間、胃酸が逆流して受けつけませんでした。中華料理を見るとたまに思い出します(笑)」

何その食べ物?亀戸に中華料理屋が多い話よりも、そっちの方が気になる。という思いをグッと堪えて、我々はただただうなずいた。

ローズカフェを後にした我々は、次の場所へと向かう。

後編へ続く

スポット紹介

スポット名:珈琲道場 侍
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸6丁目-57-22 サンポービル2F
電話番号:03-3638-4003
アクセス:JR総武線亀戸駅 徒歩1分
営業時間:8:00~25:00
定休日:日曜日

スポット名:RoseCafe
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸1丁目32−7
電話番号:03-3636-0101
アクセス:JR総武線亀戸駅 徒歩5分
営業時間:平日7:00〜23:00、土8:00〜18:00、日9:00〜18:00

Edit by カメイドタートルズ編集部