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  • >【後編】御朱印の魅力を伝えたい!亀戸の寺社を御朱印好き編集者が巡ってきた

前回、御朱印をいただきに香取神社へお伺いしました。今回も亀戸の御朱印を集めに寺社へ足を運びます。

《前回の記事はこちら

天祖神社で御朱印をいただく

次に向かったのは「江東天祖神社」。病封じや災難除けのご利益がある神社です。
天正時代に疫病が流行した際、織田信長が流鏑馬(やぶさめ)を行ったところ疫病が治ったという話もあるんだとか。

日差しが照りつける真夏日でしたが、神社内は緑が多くとても涼しいです。

それでは中に入っていきましょう。

衣服を整えて、鳥居の前で一礼。

御水舎があるので、両手を清めます。

手を洗うと心も清められるようです。あと、冷たくて気持ち良い!

手水には、左手を清めてから右手を清め、左の手の平に水を受けて口をすすぎ、再度左手を清めた後、柄杓に水をかけたら完璧。手順をここまで気にする必要はありませんが、寺社を訪れた際はぜひ試してみてくださいね!

それでは参拝します。

前回も言ったように御朱印をいただく前にお参り。二礼二拍一礼で、心をこめて行います。

これもよく聞かれるのですが、お参りをする時に何を考えればいいのか?という質問。願い事をする人も多いですが、それは絵馬に書いた方が良いと思います。「参拝をさせていただき、ありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えるのが大切だと個人的には考えています。ただ、厳格な決まりはないので、感謝の気持ちを伝えることができれば大丈夫。心の持ちようが大事!

参拝も終わったところで気になるものを発見。

御神酒の代わりに飴が置いてあります。甘味が欲しかったところなので、ありがたいですね。

おみくじが置いてあるのも発見したので、運勢を確かめます。

持ち方が美容系YouTuberみたいになっちゃった。

結果はなんと大吉!!!!
ここまでの道中も良いことばかりでしたし、運気が上を向いているようです。

ではお参りも済みましたし、御朱印をいただきに行きましょうか。

・・・御朱印をすぐに貰わないのが私。
見てください。掲示板に載っているのは、天祖神社デザインの御朱印帳です。流鏑馬デザインのものと獅子のデザインがあるんですね!御朱印もそうですが、御朱印帳も寺社によって違うので見てみると面白いですよ。

では今度こそ御朱印をいただきに行きましょう。

待っている時間も何気に好きだったりします。

御朱印を見つめながら物思いにふけっています。とても素敵な御朱印をいただきました。

ハアア!達筆!!尊み!!!!
前編の香取神社とはまた違った味があります。字のフォルムが尊すぎますね。香取神社はかわいらしい書体でしたが、こちらは、はね・はらいがハッキリとした筆遣いをしています。ハァ、綺麗すぎてしんどい・・・。こうして様々な御朱印を見比べてみるのも乙なものです。

亀戸の御朱印女子!御朱印集めをしている方にインタビュー

御朱印を集めながら、何人か同じような女性にお会いしたのでインタビューさせていただきました。

先ほどご紹介した天祖神社には女性が1人で、御朱印を貰いに来ていました。

御朱印の魅力についてお伺いしたところ、「寺社によって可愛いものや個性的なものがあること、期間限定デザインでコレクション心をくすぐるとこですね」と語っていました。

さらに前編でご紹介した香取神社には団体で来ている方が!

こちらは、千葉県からお越しのグループ。その内の1人にプロと呼ばれている方がいて、とにかく御朱印を集めるのが好きで、仲間内に勧めたところどんどんハマっていったんだとか。

香取神社の御朱印をしっかりいただいていました。
プロは、同伴の2人が御朱印を受け取るとすぐに「貰いたての墨の匂いを楽しむんだよ」と一言。

ちなみにプロはこの日御朱印帳を持って来ていなかったので、理由を聞くと「もうここの御朱印は貰っているので、貰ってない2人の姿を見届けに来た」とまさにプロらしいコメントを残していきました。

御朱印集めにおすすめ!亀戸七福神巡り

さて、前編で参拝した香取神社には恵比寿神と大国神が祀られていました。そして天祖神社には福禄寿。この三柱は、亀戸七福神なんです。

亀戸七福神と言うのは、亀戸駅、亀戸水神駅周辺の3つの神社と3つの寺院に祀られている七福神のこと。それぞれ御朱印も用意されています。簡単にですが、七福神が祀られている6つの寺社をご紹介します。

地図はこちら!

常光寺(寿老人)

常光寺では、特別に御朱印を書いているところを見せていただきました。


東覚寺(弁財天)

天祖神社(福禄寿)

龍眼寺 (布袋尊)

普門院 (毘沙門天)

香取神社(恵比寿神、大国神)

ぜひ亀戸七福神を集めてみてくださいね。

最後に私から御朱印の魅力を伝えさせてください

今回は亀戸の寺社の御朱印をいただきましたが、魅力は伝わったでしょうか?
ここまで長々と書いてきましたが、御朱印集めに正解はありません。マナーとして、お参りを行ってから御朱印をいただくこと、御朱印帳を持参すること、可能であれば神社と寺院で2冊用意すること、この3つを守っていただければ問題ないでしょう。ほら、御朱印の右上に「奉拝」という文字が書いてあるじゃないですか。あれは「つつしんで拝むこと」という意味があるんです。つまり心を込めてお参りをしてこそ御朱印という訳です。一見、御朱印はスタンプラリーと勘違いされがちですが、御朱印はこういった部分で違うということですね。振り返ってみると私自身、御朱印を集め始めたきっかけは、妹に勧められたからという小さなものでした。元々、城や歴史的建造物が好きで御朱印との相性が良かったというのもありますね。そんな些細な動機ではじめた御朱印集めですが、御朱印きっかけでできたお友達もいますし、何よりもっと寺社のことを知ることができるようになりました。尊すぎて御朱印を一言で言い表せません。話は脱線しますが家の近所に・・・

スポット紹介

スポット名:亀戸香取神社

住所: 〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目57−22
電話番号:03-3684-2813
アクセス:JR総武線「亀戸」駅 徒歩10分
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし

スポット名:江東天祖神社

住所: 〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目38-35
電話番号:03-3681-3042
アクセス:JR総武線・東武亀戸線「亀戸駅」北口 徒歩17分
定休日:なし

Edit by カメイドタートルズ編集部