【カメネコ vol.3】切ない片思い。亀戸ニャンニャン恋物語 〜忘れられない三角のアイツ編〜

細く入り組んだ路地。昔ながらの面影が残る町並み。人情味がある住民たち。下町情緒にあふれるそんな亀戸エリアを歩くと、猫とすれ違うことがしばしばある。この場所に居心地の良さを感じているのは我々人間だけではないのだ。

この企画では亀戸で出会った猫とともに、ゆったりとした時間の流れを感じることができる街の雰囲気を紹介する。

猫だって、もちろん恋をする

三毛猫（♀）ちゃんがジーっと見つめるその先に…

日向ぼっこをするコゲ茶キジ（♂）くんが。

「………。」

「ニャ〜ン♡ 好っき好っき♡」

「………？」

「ちょ…　なんなん、おまえ…」

「やめいや…」

「あっ…」

「ワシには心に決めたヤツがおるけん…」

「………。」

「かんにんな…」

コゲ茶キジくんが向かった先には…

「………。」

「好きじゃ♡」

なんと、三角コーン。

すっかり心が落ち着いたコゲ茶キジくん。

「ワシの居場所は最初からここじゃけぇ」

とでも言いたそうな表情でした。

失恋して、うらめしそうに三角コーンを見つめる三毛猫ちゃん。でも、きっとまたすぐに良い出会いがあることでしょう。

だって、亀戸はカワイイ＆イケメンな猫がたくさんいる街だから。

以上、亀戸ニャンニャン恋物語でした。